Amazon Web Service

AmazonといえばアメリカのECサイトを連想するが、他にも独自のサービスとしてクラウドコンピューティングサービス(Amazon Web Service)を展開している。ECサイトのほうが実績も多く有名だが、Amazon全体の収益で見るとどちらも負けず劣らずといったところだ。

AWSの主な情報は公式の紹介ページを見ればだいたい分かる。

AWSグローバルインフラストラクチャ

AWSのクラウドは大きく分けて、世界中の16個の地理的リージョンと、それに含まれる合計44個のアベイラビリティーゾーンで運用されている。 リージョン は分かりやすく、地理的、物理的に離れた領域のことだ。これは例えば 東京リージョン 北京リージョン オレゴンリージョン などと呼ばれている。

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リージョンにはそれぞれ アベイラビリティーゾーン(AZ) と呼ばれるものが必ず2つ以上存在していて、リージョンは実質アベイラビリティーゾーンの集合とも言える。そのアベイラビリティーゾーンは1つ以上の独立したデータセンターの集合だ。リージョン内のアベイラビリティーゾーンという狭い範囲で、できるだけ地理的に離れているデータセンターの集合(クラスタ)をアベイラビリティーゾーンと呼ぶ。(ただ、データセンター同士は数キロ、数十キロ離れているとも言われている)

アベイラビリティーゾーンはそれぞれ トランジットセンター と呼ばれる結節点を介して接続され、一方の障害が他方へ影響することはなく、そのおかげで高い耐障害性と可用性を実現している。

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AWSは自社で海底ケーブルを引いており、これによって国際間、リージョン間でも100GbEの低遅延のネットワークを実現している。ルーター、チップ、NICなども全て自社で専用のものを設計・開発しているらしい。

AWSはこれら主要な リージョン アベイラビリティーゾーン トランジットセンター 以外にも、 エッジロケーション と呼ばれるものを世界中に配置している。これは主に最短距離でコンテンツを配信するためのキャッシュサーバーとして、CloudFront、Route 53、Shield、WAFなどのサービスで利用されている。

AWS GovCloud

AWSは米国政府、州、各地方自治体のインフラとしても利用されており、その安全性や可用性の高さが窺える。

AWSには一般の人間が利用できない GovCloud というリージョンが存在しており、これは米国市民しか利用できないとされている。(おそらく、国や州の名義でないと利用できない。)このリージョンは他のリージョンとは完全に分離されており、例えばAWS IAMはどのリージョンから情報を作成しても全て米国東部(バージニア北部)リージョンで管理されるが、GovCloudリージョンのみは例外である。他のリージョンと完全に分離されているため、GovCloudリージョンで作成されたIAMユーザーなどは、GovCloudリージョン内でしか利用できないとされている。

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